学校訪問

採用活動の一つに学校訪問があります。
大学、専門学校、高校と訪問する時期が異なります。

大学の場合

  • 10月就職活動ガイダンス
  • 11月 ~ 翌年1月業界研究セミナー
  • 3月 ~学内合同説明会

大学訪問は就職(キャリア)センターとのアポ取りは、正直ハードルが高いです。
社内に卒業生がいたら、先生を介してお願いをしたり、OB会や大学行事に積極的に参加するなど接点を多くもってからでないと、特に中小企業は難易度が高いかもしれません。

専門学校の場合

学生は、通年に渡り就職活動をしているので、訪問のタイミングは夏くらいに一度、試験終わりにもう一度訪問することもおすすめです。
自社が求める職種や専門性に合わせて、専門学校をリストアップする必要があります。
その際、新しく開校した専門学校は、企業との繋がりを求めている場合もあるので、積極的に訪問することをおすすめします。

高校の場合

高校訪問は、7月1日が解禁になるので、それから2週間くらいまでの訪問となります。
遅くとも6月の中旬には、高校へアポの連絡を入れましょう。
また、ハローワークへも事前に足を運び、求人票の提出が必要になります。
年々、高卒採用を検討する企業が増え、訪問を断られるケースもあります。
1次募集の内定が9月に決まるので、二次募集の前に訪問したり、定時制や通信制は通年にわたり就活をしている生徒も多いので、何度か足を運び、就職担当の先生に顔を覚えてもらい、応募前見学に繋げるといった方法も得策です。

求人票の作成

学校のホームページを確認し、各学科に合わせた求人票を作成します。

会社案内を持参

会社案内や採用専用のリクルートパンフレットを用意します。

学校へアポどり

学校に直接電話をかけて、キャリアセンターや就職担当者へ繋いでもらい、訪問の日程を決めます。

訪問時の心構え

  • 学校のホームページを事前に見ておく
  • 担当の先生は忙しいかたが多いので、時間は10~30分くらいにおさめる
  • 感謝を伝える
  • 学生、生徒、保護者の就活傾向を聞く
  • 会社説明は業種と特徴のみで短く伝える

まとめ
人学校訪問は、就職活動の中では低コストで済みますが、その分、採用が成功するまでには時間がかかります。
2~3年は見ておいたほうがいいでしょう。
その間、こまめに足を運び、就職担当の先生に顔を覚えてもらうことが近道です。
メリットは、一度採用できて定着が良いと、就職担当の先生が積極的に紹介してくれます。
また、訪問して会話をすることで、待遇面などのアドバイスもしてくれるので、情報収集の場となり今後の参考になると思います。
さらに、学内セミナー、合同企業説明に参加できるチャンスも巡ってくる可能性もあります。